引っ込み思案な恋心。-1st






でも、あかねちゃんは本気で言っているっぽい。





目が真剣なんだけど……。






「そんなの勢いだって!さっ、せーの!!」





うっ…!!





何でこんな展開になっちゃったのーー!?








「た、、、たく……」



「「「おぉ〜〜、言った!!」」」







女子3人は私の消えそうな小声に興奮してたけど、私は消えてしまいたいくらい恥ずかしくて下を向いた。





さっきまで少し寒いと思っていた部屋。





けど暑いぐらいに感じてきて、自分でも顔が真っ赤になっているのが分かった。






すると、私の背中に手の感触を感じた。





ゆっくりその手の主を見ると、あかねちゃんとは反対側の隣に座っていた………、拓。






「サンキュー、柚。俺、元気出た」



「う、うん…」





そんな私達を見たあゆは、嬉しそうに微笑んでいた。





…けど。





「あれ?倉本、何こんなトコで漫画なんて読んでんのよ?」



「…え?休憩終わった?」



「マジ最悪」





倉本くんは、いつも通りマイペースを貫いていた。





私としてはそっちの方で全然良かったんだけどね。