でも、あかねちゃんは本気で言っているっぽい。
目が真剣なんだけど……。
「そんなの勢いだって!さっ、せーの!!」
うっ…!!
何でこんな展開になっちゃったのーー!?
「た、、、たく……」
「「「おぉ〜〜、言った!!」」」
女子3人は私の消えそうな小声に興奮してたけど、私は消えてしまいたいくらい恥ずかしくて下を向いた。
さっきまで少し寒いと思っていた部屋。
けど暑いぐらいに感じてきて、自分でも顔が真っ赤になっているのが分かった。
すると、私の背中に手の感触を感じた。
ゆっくりその手の主を見ると、あかねちゃんとは反対側の隣に座っていた………、拓。
「サンキュー、柚。俺、元気出た」
「う、うん…」
そんな私達を見たあゆは、嬉しそうに微笑んでいた。
…けど。
「あれ?倉本、何こんなトコで漫画なんて読んでんのよ?」
「…え?休憩終わった?」
「マジ最悪」
倉本くんは、いつも通りマイペースを貫いていた。
私としてはそっちの方で全然良かったんだけどね。

