「うん、いいよ。何何?」
「あのさ、ななっぺって今日部活あるのかな?」
「ななっぺ?えーっと…ないんじゃないかな?どした?ななっぺに話?」
「うん。あと、あゆにも…」
「あ、…私は今日も部活なんだけど。ここじゃ言いにくい?」
「うん…、ごめんね」
「じゃあ、一緒に体育館まで行く?ななっぺも誘ってさ…」
「体育館?」
「うちらの部活場所。とりあえず体育館行って、着替えるまでなら話できるから。…もっとかかる?」
「ううん。大丈夫」
「分かった。じゃあななっぺ誘っとくから。あ、ななっぺ席遠いな〜」
学校に来てから何となくタイミングが合わなくて、ななっぺとは話せずにいた。
そんなななっぺは、窓際の席で、隣の席の男子と軽く談笑していた。
あかねちゃんと映美佳に報告した時は、勢いがあったし、映美佳になら何でも話せるからすぐに言えたけど…
やっぱりななっぺは緊張する。
どういう反応をされるだろう…?
同じ人を好きだっただけに、怖くて仕方ない。

