引っ込み思案な恋心。-1st






「あかねちゃんが、ななっぺに相談した方がいいって言うなら、あかねちゃんに任せた方がいいかな。私、別のクラスだし、ななっぺのことはあんまりよく分かんないから」




「うん!私にまかせといて!言いにくいなら私も付き添ってあげるから」




「あ、それは大丈夫。もうさすがに一人で言いに行くよ」




「ははっ!この前のがかなりこたえてるねぇ〜。そーやって強くなるもんだよ、柚」





あかねちゃんは笑ってそう言ったけど、私、本当に成長してるのかな…?





けど、今日はみんなの心配を通して、私が大切に想われていたことを知った。





きっとそうやって、みんなに支えられながら、私は少しずつ、目に見えないかもしれないけど、成長していっているのかもしれない……。






そうだといいな。










私はいつもの登下校と同じように、映美佳とあかねちゃんと笑い合いながら、すでに真っ暗になった道を帰っていった。











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