「あかねちゃんが、ななっぺに相談した方がいいって言うなら、あかねちゃんに任せた方がいいかな。私、別のクラスだし、ななっぺのことはあんまりよく分かんないから」
「うん!私にまかせといて!言いにくいなら私も付き添ってあげるから」
「あ、それは大丈夫。もうさすがに一人で言いに行くよ」
「ははっ!この前のがかなりこたえてるねぇ〜。そーやって強くなるもんだよ、柚」
あかねちゃんは笑ってそう言ったけど、私、本当に成長してるのかな…?
けど、今日はみんなの心配を通して、私が大切に想われていたことを知った。
きっとそうやって、みんなに支えられながら、私は少しずつ、目に見えないかもしれないけど、成長していっているのかもしれない……。
そうだといいな。
私はいつもの登下校と同じように、映美佳とあかねちゃんと笑い合いながら、すでに真っ暗になった道を帰っていった。
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