「うそ!?告られた??」
「で?もちろんOKしたんでしょー!?」
あかねちゃんにそう聞かれて、私は首をフルフルと横に振った。
「えーー?何でー?だって、好きな人に告られたら、即オッケーでしょ?ね、映美佳?」
「まぁ…普通はね。柚のことだから、YESともNOとも言ってないんでしょ?」
「うん。あの……ななっぺのことが頭に浮かんじゃって…」
「ななっぺ…、あ、そうか…」
勢いよく私に食いついてきたあかねちゃんだったけど、『ななっぺ』という言葉を聞いた瞬間、落ち着きを見せた。
「ああ、ななっぺって、瀬川のことが好きだった…?でも仲直りしたんでしょ、柚?」
「うん。けど、私がななっぺの立場ならって考えちゃって…」
映美佳も、私とななっぺの一部始終を知っている。
しばらく2・2で行動していた時、苦しくなって映美佳に相談したことがあったから。
「でも、今日の感じだと完全に吹っ切れてたように見えたけどなー。でもあゆのこともあるし、表は笑顔でも、裏はどーだか分かんないしなぁ」
「うん。私もあかねちゃんと同じように考えちゃって。もし本当に吹っ切れてなかったら、絶対ショックだと思って…」
「で?瀬川は返事求めてた?」
「うん。冬休みが明けてからでいいって言ってた」
「そっかー。また前みたいなトラブルになっても困るし、瀬川に返事する前にななっぺに相談というか、報告した方がいーかもね〜」

