窓を網戸にして、出来上がったばかりの朝食を皆で食べる。
本当はテーブルで食べようと思っていたのだがアルビノの事を考えてソファの上で頂くことにした。

「それにしてもさ…」

ちょこんとラックの膝の上でパンを頬張るアルビノを見ながらカミヤは呟く

「…う?」

「何?カミヤ。」

「いや…いつまでもそのボロ切れ着ている訳にもいかないだろうとな、さすがに子供用の服なんてウチ無いし。」

言われてみればもっともだった。
昨日…というかおそらくこの服しかないのだろう。
茶色に変色してしまった服は明るい場所だと余計ボロボロに映り、子供との対比が痛ましい。

「昨日部屋で干していたから乾いてはいるけど…でも確かにあった方がいいよね」

「今日日曜なんだから一緒に買いに行ってあげれば?よかったら僕が働いているお店紹介するから。」

「レビィはどうする?」

「…皆行くなら…ボクも。」

「よし決まりー…ん?」

「どうしたの?」

「…お前服脱がしてから何着させて寝かしたんだ?」





「「「「この変態野郎。」」」」

「ちっがーう!!!!」