ある日、メイドの一人を自分の部屋に呼び出した

目的は何てことない時間潰し

震えた体で彼女は部屋に入ってきて

ボクが扉を閉めた後なんでもするから殺さないでと叫んだ




殺さないで?

ナンデ?

ボクは…キミを殺す気なんて無いのに




理由を問い詰めると、混乱した彼女はこの城にいる全ての人間がボクをどう見ているのか教えてくれた







…そして悟る、周りからの眼






親の期待に応え続けたボクは…









いつの間にか怖がられるだけの存在になっていた





ひとしきり話を聞いて

なんでもすると言った彼女に安娼婦のように奉仕をさせ














行為が終わった後、安堵に浸り眼に涙を浮かべる彼女の首を刎ねた。