「えっと…じゃあ他のも作っておくね。」
「あ、待って?」
「え?」
ほめられたのがうれしかったのか、少しだけ頬を緩ませながら作業を続けようとした手をカミヤが止める。
「あ、えーっと…。」
「?」
しどろもどろになる相手に蛍はキョトンと首をかしげる。
やり辛そうに頭を掻いた後、意を決したようにポケットからプレートを取り出して
「この前交換できなかったからさ、今交換してくれないか?」
「う、うん…いいケド。」
「でもなんでそんなに緊張してるの?」
蛍もプレートを取り出している間、カミヤに対しておかしそうに笑う。
まだ殆ど初対面とはいえ、お互い男同士なんだしそんなに硬くならないでも良いでしょうに、と。
だが本人からしてみればたとえ事情を知ったとしても目の前にいる女の子を男と認識するのはまだ難しいようだ。
つられたのか、誤魔化す為か、返答はせずカミヤも蛍を見て笑った。
「あ、待って?」
「え?」
ほめられたのがうれしかったのか、少しだけ頬を緩ませながら作業を続けようとした手をカミヤが止める。
「あ、えーっと…。」
「?」
しどろもどろになる相手に蛍はキョトンと首をかしげる。
やり辛そうに頭を掻いた後、意を決したようにポケットからプレートを取り出して
「この前交換できなかったからさ、今交換してくれないか?」
「う、うん…いいケド。」
「でもなんでそんなに緊張してるの?」
蛍もプレートを取り出している間、カミヤに対しておかしそうに笑う。
まだ殆ど初対面とはいえ、お互い男同士なんだしそんなに硬くならないでも良いでしょうに、と。
だが本人からしてみればたとえ事情を知ったとしても目の前にいる女の子を男と認識するのはまだ難しいようだ。
つられたのか、誤魔化す為か、返答はせずカミヤも蛍を見て笑った。

