「ぐあ!?」

その激痛にカミヤは顔を歪めながら、だがレビィ見ることしか出来ない。




痛い…

気持ち悪い…

吐きそう…。




「たった最初の一刺しで辛そうだね……でも僕、そういう顔が人間の一番素敵な顔だと思うよ。
…次は腕…腹、その次に目をくり抜いてあげるから。」

宣言通りレビィは大きくナイフを振り上げ、躊躇無くカミヤの腕に突き刺した。

「~~~っ!!」

刃先は貫通。
声すらあげられない激痛に頭がおかしくなりそうな中、気を失うことすら許されない。
そのまま腕をなぞるように、ナイフを縦に引きづられる。

「ぁ…ぅぁ…!」

身体を異物が通り抜ける感覚に恐怖しながらも、止めることができない。

「フフ…その顔すごくそそるよ、次は…腹!」