「ひ……。」 肩で息をしつつも、動きの制約を解かれた相手に憲兵はもはや抗う術など無かった。 怯える相手の顎と鳩尾を狙い的確に当て身を打って気絶させると周りにもう動ける者がいない事を確認し、ふとフライヤを見る。 「………。」 一瞬何かを言いたそうに見つめるものの、それを振り切るように走り出す。 自分が何をしたのか、そしてこの後何が起こるのかを冷静に考えながら。 タッタッタ… -ピッ 「こちらフライヤだ…例の餓鬼…カミヤが逃げた、直ぐに捕捉してくれ(ガチャ …甘い餓鬼だな…。」