「で…これからどうするんだよ?」
寮へと帰る道の途中、ラックはカミヤに問いかける。
「何が?」
「何がって…特待生のクラスでそれだけ目立った事をしたらあんた狙われるぞ?
しかもよりによって一番陰険な奴に…。」
「……陰険ねぇ」
ぼそっと呟いた一言に、ラックは反応する。
「なんだよ?」
「いやなんでもない、とりあえず今は…保健室?」
そう言ってカミヤは腫れあがった両手を見せるのだが…
「……早く言えぇええええ!!!!!」
「いや気づいて無視してんのかと…あだ!?いやちょっと苦し…ッアー!…。」
軽い冗談のつもりだったのだが全力の拳骨を喰らい、首を掴まれたカミヤは半ば強引に引きずられ保健室へと向かうのだった。

