ACcess -縁-

ガチャっ!

いきなり自分の部屋の扉が開き焦る。
「な…ななっなんだよっ!」
「そっちがなんだよっ!」
「何故部屋に来る!」
「何故そんな話をする!」
「お前が面白い話じゃないと却下するって言ったからだろ!」
「大体誰が怖い話なんてしろと要求をした!」
「ただの噂話じゃんか!都市伝説!怖い話と全っ然違うんだよっ!」
「意味が分からんっ馬鹿ぁっ!」

散々怒鳴り散らすと、それを聞き付け、母さんがやってきた。とりあえず、オレら二人を怒って降りていった。

残されたオレ達。
ヤツはオレを睨み、部屋のドアを勢いよく閉めて帰っていった。


ヘッドセットからなのか、隣の部屋からなのかは分からないが、アイツの喚きが聞こえる。
「んだよっ!」
怒りのモーションで対応すると、ペッパーは助走付きで突進してきた。
「てめぇ、後で覚えてろよ!」
「それはこっちのセリフだ!
 オレまで巻き添い喰らったし!」

そんな事を言い合いながらも、先程の作業に戻る。
いつもの事だ。気にしない。
「ってかさぁ…。」
「…なんだよ。さっきの続きか?もう怖い話なんてないぞ。」
「違う。…腹減らない?」
「…減った。」
「コンビニ行かね?」
「…行く。」