「森崎、あんたはマーのストライクゾーン、ってかもろタイプ。 甘い顔立ちに締まった体、もう良いよね、外見パーフェクト。 その上、性格は手のかかるお子様。母性本能を最高にくすぐって下さっちゃって? こっちこそ、あんたの担任になった時からとっくに惚れてるってば!」 あははと笑うマツリに、リキは笑えない。 (俺のこと、好きだったんだ?) (外見も、ガキな中身も) 緩みそうになる頬を引き締め、「じゃあなんで!」と告白を流された理由を問うた。