「こころの音」




また夜になった…



ゆうこは思った…

自分の人生は短かったのか、長かったのか…


いろんな事がゆうこの頭の中をよぎった…
その中には母親はどうしてるだろう…と思い出し、何だか涙があふれた…


本当は……いつまでも母親に抱き締められたかった…


これだけがゆうこは心残りだった……




ゆうこはやがてやってくる、苦しく辛い、父親も味わったであろう、最後の時をただじっとひたすら待った……