深雪はOLをしていて
朝から夕方まで働いて
いる

僕は深雪が帰って来る
まで大人しく留守番を
して待っている

深雪の住んでいる部屋は
幸いにもマンションの1階で
深雪は僕の為にいつも
窓を少しだけ空けて
おいてくれる

だから僕は自由に
出入りすることができた

近所には大きな公園も
あって散歩や昼寝を
するには最適だった


だけど
公園には奴らもたくさん
現れる………

僕の天敵


「ヴー…ワンワン!!」

「ワンワンワン!!」