『僕の名前は…
スノー』


「気に入って
貰えたかな?」


照れた様に笑いながら
深雪は僕に名前を
くれた

何もなかった僕に
居場所をくれた

僕の頭を撫でる
深雪の優しくて
あたたかい手が
とても嬉しかった



こうして
深雪と僕の暮らしは
始まったんだ