奴らは僕を見るなり
大きな声を出して
吠えてくる

僕はそれが
とても苦手なのだ


奴らより体の小さい僕は
逃げるしかなかった


………が
今日は奴らがいない

僕は安心して
ベンチの下に寝そべる


天気が良くて
とても気持ちがいい

だんだん瞼が
重くなってくる…


『少し眠ろうかな…』