「ハァ……。よし!」 熱で頭が朦朧としていたけど今はそんな弱音吐いてらんないよな。 「あれ~!? ナナー!?」 わざとらしく明るい大きな声を出し、ナナの元へと走っていく。 名前を呼ばれた時、ナナの肩が少し震えた様に思えた。 そして俺がどんどん近づいて来ているにも関わらず、ナナはこちらを向こうとしない。