――静寂。 もうなんの足音もしない……という事はナナはまだそこに居るって事だ。 そーっと覗くと、小さくうな垂れているナナの後ろ姿が目に飛び込んできた。 「……ヨロシクって……昨日の今日だしやりづれーわ」 一応音を立てない様に立ち上がり、一度公園の入り口まで抜き足差し足で戻る。 そこで大きく深呼吸。