君のそばで微笑みを


 出入り口は何箇所かあったし、まさかこっち方面に向かってくるなんて考えてなかった。


 もちろんこっちの方が家に近い事は近いけど……


 俺の自転車を見つけてしまったのか、とか――遊具からはみ出てたのバレたのか、とか……


 色んな考えが浮かんでは消え、浮かんでは消えた。


 そしてその間も俺の鼓動はどんどん加速していく。