「お疲れさまッスー」 遅番専門のバイトの一人が一服で上がってきた時、俺のそばに駆け寄ってきた。 「さっき女の客から平岡さんの事聞かれましたよ」 マジでか!? なんて身を乗り出したら危うくタバコ落としそうになってちょっと恥ずかしい。 「可愛い!? ギャル!?」 「あー、なんか大人な女って感じッスね~」 「詳しく! 詳しく!」