君のそばで微笑みを


 こんな時……友里が年上の女性なんだなー、なんて実感する。


 そういえば昔からよく面倒見てもらったっけ。
 
 鍵忘れて家に入れない時とか……公園で一緒に遊んでもらったり、忍者ごっこしたり。



 女の子なのによくあんな遊びに付き合ってくれたな。


「ん? 見とれるのナシね」


「違くて……昔忍者ごっこした事思い出してた」