君のそばで微笑みを


 
 ――しばらくしてお酒とお通しが運ばれてきた。


「かんぱ~い」


 友里は楽しそうにグラスを近づけてくる。
 

「……」


「なんか言えよ!!」


「俺ってばそういうの恥ずかしい! しかも別に乾杯する要素一つもないじゃん!」


「バカじゃんこれって常識なんだよ知らないの!? はずかし~」


「……乾杯」


「それでよし」