漫画ではありがちな、家が隣同士の幼なじみっていうやつ。

 俺は昔から好きなのに……俺の気持ちに全く気付かないなんてありえねー。


 ――しかも、こいつは俺なんて眼中にないんだ。


「おっ待たせ~! さんきゅー」


「いつものコンビニでいいっしょ?」


「ん! いいよ~」
 
 
 ふと、事務所の所に居た遼太と眼が合ったけど急いで逸らす。

 なんていうか全力で逸らす!