「待った?」 急に声を掛けられてビックリしたのか、俺を見上げる友里の目が真ん丸くなっている。 「んー、結構待ったけど……来てくれたしいいよ」 「そーですか」 「ってか、ずいぶん買ったんだねー? あ、はっと元気だった?」 「うん、前と変わらずって感じ~」