全身を縛られた一体のブルートロイ
戦士としての覚醒を成したフィヨルド、エルメス。
「エルメス…大丈夫…?」
「なんとか…ね。でも、ちょっとヤバい…。縛りが、甘くなってきた…」
徐々にワイヤーが緩くなっていき、トロイが動くようになってきた。
「ヴゥゥゥ…」
《あのワイヤー…、エルメスのパルスか握力に比例してるのかな…》
自分の剣の見つめる。
初めてみる刃、武器。急に溢れるパルス、妙な自信と余裕。
焦りも困惑も無い。
むしろやけに落ち着き、懐かしさも感じる。
頭が冴え、緊張が無い。命が懸かっている修羅場なのに、楽しくすらある。
「………ふぅ。…エルメス!俺が合図したら、ワイヤーを解いて!」
ただのジャンプ、しかし今のフィヨルドにとって、その跳躍で5mも飛び上がった。
《これが…レジェンド…》
戦士としての覚醒を成したフィヨルド、エルメス。
「エルメス…大丈夫…?」
「なんとか…ね。でも、ちょっとヤバい…。縛りが、甘くなってきた…」
徐々にワイヤーが緩くなっていき、トロイが動くようになってきた。
「ヴゥゥゥ…」
《あのワイヤー…、エルメスのパルスか握力に比例してるのかな…》
自分の剣の見つめる。
初めてみる刃、武器。急に溢れるパルス、妙な自信と余裕。
焦りも困惑も無い。
むしろやけに落ち着き、懐かしさも感じる。
頭が冴え、緊張が無い。命が懸かっている修羅場なのに、楽しくすらある。
「………ふぅ。…エルメス!俺が合図したら、ワイヤーを解いて!」
ただのジャンプ、しかし今のフィヨルドにとって、その跳躍で5mも飛び上がった。
《これが…レジェンド…》

