Little Eden

「じゃあ…奥の方でも良い…?」

そう言うと、ティースは笑い

「どうぞ。
じゃあ、失礼します。」

そう言うと、フレイアの身体を抱き上げた。
そして、隣の奥の部屋へと運ぶとイスに座らせる。
こちらの部屋も、先程と同様で同じくらいの広さが有り、置かれている物も先程の部屋と同じで、高価な物が揃えられていた。

「何か用が有れば呼んで下さいね。」

ティースはそう言い、部屋から出ていこうとしたが、

「ティース、有り難う。」

フレイアに後ろから声をかけられ、ティースは振り向き、彼女を見た。
彼女は自分に向けて微笑んでくれていて…




不意に





抱きしめたくなった。








「あ…は、はい…」

だが、そんな欲望は押さえ込み、ぎこちなく笑う。そして、逃げるかの様に隣の部屋へと、移動すると、ドアを閉めその場に座り込んだ。


そんな彼の顔はいつになく紅潮して、今更ながらに胸が痛い程の鼓動を打っていた…………。