Little Eden

でも済んでしまったことは仕方がない。

(部屋で勉強してたら良い事よ…)

足を添え木で固定され、包帯を巻かれながらフレイアは、自分でそう言い聞かせるしか無かった…。







「ありがとうございました。」

手当も済み、フレイアはティースに肩を貸して貰いながら、医務室を出た。
固定してもらったせいか、先程よりも痛みはさほど感じなかった。
しかし、一人ではまだ歩ける訳ではない。フレイアは取り敢えず、これからどうやって自分の部屋に戻ろうか考える。
しかし良い考えは浮かばない。
そして、ティースをチラッと見ると、ティースは何も言わず再びしゃがみ込む。

「ティース…?」

フレイアが不思議そうな顔をしていると

「送ります。」

と言ってくれた。
フレイアは少し考えたが、黙って再びティースの背を借りることにした。

背に腹は代えられなかった。