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「えー…じゃ、これで転校生の紹介を終わる。
××君は、さっきも言ったように３年ぶりに戻ってきただけだから、この辺りの良さとか、教えなくてもわかってるからなー」




ん…？あ、
転校生の紹介終わったんだ。
あたし、寝てたから聞いてなかったし。
気付けば担任の関織(ｾｷｵﾘ)の言葉で皆笑ってたし。



ってか転校生の名前聞いてねーし。



「よろしくお願いしまーす」



転校生が頭を下げた。



あたしは元から
机に頭をくっつけるかたちで下げている。