「そっかぁ、ごめんな?コイツ無愛想でさ・・・」
「あっ、いえ・・・・」
「・・・・」
私は今、同じだけど同じじゃない2人のイケメンさんに囲まれている。
―――時はほんの数分前。
「どっ、どっぺるげんがー・・・」
口をポカンとあけ、目の前の人物をまじまじと見ながら私はそう呟いた。
「ん?」
だって、どう考えたっておかしい!
理科室には変わらずさっきまで会話をしていた拭石先輩。
なのに私の前には、もう一人の拭石先輩が立っているのだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…