「あのね‐……‥」


「‥…‐なるほど。」


私はカルピスを買う前に
抱いてた悶々とした考えを
そのまま嘉弥に説明した。

...嘉弥が
羨ましいってことは
短めにしてね。


嘉弥はじぃっと
それを聞いてくれた。


だから何だか恥ずかしくなってどんどん下を向いて
話し終わるとついに
自分の太ももが目に入った。


しばらく下を向いたまま
沈黙が流れた。



何か言ってよぉ....


いつもは待てるのに
今日は待てない。