「まぁ、たしかにそうか「階段だから気ぃつけろよ。」


えっ!?

「ワァッー」


びっくりした…。


「駿介君っ、降りるの速い。」


「こんくらい、へっちゃらだろ。」



あたし達が階段を降りていく姿は、まるで王子様がお姫さまを連れ去って行くようだった。