「「………………………」」


あっ、ついに言っちゃった。


「嘘だろ……。」



あ、やっぱりダメだったのかな?


ヤバい、泣きそう。


「ごめん、何でもない。忘れて………。」


明日から、どんな顔して会えばいいだろう。



窓を閉めようとした瞬間、手をつかまれた。


「忘れられるかよ。」


「へっ!?」



「だから、俺も陽菜のこと好きなんだよ。」


エエエェェェェェーーー。