「分かってたよ、陽菜がずっと竜樹のこと見てたくらい。陽菜って、分かりやすいから。」 あぁ、ばれてたんだ。 「ずっと、思ってたんだ。今日で最後にしようって。何回も別れを切り出そうとしてたけど、陽菜と一分一秒でも一緒に居たくて。無理やり話に突っ込んだ。」 あたしって、ほんと最低だ。 「俺が振られるのはフェアじゃないから。………、好きなんだろ、竜樹のこと。伝えてこいよ、陽菜の思い。」