でも、モモちゃんも中学生になって綺麗になったよね?もてるでしょっておじさんはそう聞いた。


「うん、もてすぎて困っちゃうよ。」


モモは鼻で笑いながらふざけてそういったけど、ビトはほんとにって真面目に聞き返した。


「何マジになってんの?それほどでもないよ。」


モモはさらっと答える。




じゃあレン君はどうなのって急に僕にふられて、そんなのわかなんないよって答えた。


「レンはかなりもてるよ!
芸能界に入るかもって噂になってるから、そのせいかもしれないけど。」


えっ!そんなの聞いたことないぞ。



「へえ、もしかしてうちの事務所に入るの?もう履歴書出したとか??」

おじさんが興味深々でそう聞いた。



「出してないよ。なんかこの前会長さんっていうおじいちゃんが、直接きた。」



そう言ったら、なんだスゲーエリートじゃんって驚かれてしまった。