……なつかしい夢をみた……。

私は、そっと自分の手で自分の唇をさわった。
小さかった頃にした、
ふれるだけのキス…

「瞬也………。」

私は、本当に瞬也の事を幼なじみとしかみていないのだろうか……?


自分のこころがわからない………。


「おとぉ〜!
お! 今日は、ちゃんとおきてるんだな!」

日常化した、朝。
私の朝は、こうして始まる。
でも、こんな朝を今日は、嬉しく感じた。

瞬也は、私にいつもどうりに抱きついてきた。
「おとぉ〜♪」

ルンルン気分で抱きついている瞬也を愛しく感じた。