「それに、身長は、5cm しか、変わらないだろ?」
確か智恵が言ってた、神崎の身長は、160cmぴったりだ‥て。


瞬也の身長は、高校生にしては、小さな 165,3cmだったから…


「しかも国語の点数なんて、1点しか差がないんだぜ?」

瞬也は、どんどん落ち込んでいく…
もう目のなかうるうるだ‥

「それに…………ー」

「瞬也…もうなにも言うな。 確かに神崎はおまえのことを幼なじみとしか見てないかもしれない。」

俺が優しく瞬也に言えば、瞬也は「うん」と返事をしてきた。

「だったら、神崎に
自分は男だ!
て、認めさせればいいだけだ!」

瞬也は、うるうるな目を大きくしながら、俺の目をを見た。

「俺と、智恵だって、協力してやっから、安心しろ。」

「なんで坂口の名前がでてくんだ?」

瞬也は不思議そうに、首をかしげた。あえて口にはしないが、こうゆう仕草は、女がするもんなんだぞ……たぶん。

「智恵は、神崎と友達だからな。 なにかと都合がいいんだよ。
さぁ!!明日からがんばるぞ。」

瞬也は「ありがとう」と下を向いて囁いた。

瞬也と俺は友達だからな。
友達の恋を応援するのは、当然だぜ!