幽霊に恋した男子!?

状況が理解できない俺に対し、女の子は冷静に

「私は幽霊界での名前はリア。死ぬ前の名前は杉浦琴美。」

リアと杉浦琴美の名前の共通点って何!?
ってか、俺は周りから笑われてるぞ!?

「ねぇお母さん。あの人変だよ!」
「こら、見ないの!行くわよ。」

ん?俺の事か?ってかベタだな。
ってかめっちゃ恥ずかしいんですけどー!!

俺は路地まで走った。なぜだろう。
とにかく今の状況を理解できないというか恐怖にかられにげだしているのか?

ってかリアこと杉浦琴美は普通に追いかけてくる。
浮いてるからますます怖ぇぇ・・・

路地に入った俺は金縛りをかけられたように固まってしまった。
「おい、リアこと杉浦琴美!てめぇ金縛りかけたな!?」
「いえ。かけてません。目の前にいる亡霊がかけています。」
はぁぁ!??
リアこと杉浦琴美は俺の様子を見て、
「三上透…少し待っていてください。」