「美陽。私の姿が見える??」
「見えるよ。」

「だったらOK!!それでさ、美陽と私が工場で喋っていることがばれたでしょう。」

「しかもね、トモコを男の子と誤解しているのよ!!」

 なぜか泣きたくなった。

 って、普通泣くだろう。

 結講辛いからね。


「美陽は、それでどうしたの??」

「とりあえず、クラスの中では無視。親友には、本当のことを話した。」

「親友って、『優稀』っとう子?」
「そう。」


「そうか。『クラスの中では無視』はいいけど、優稀が裏切らないように警戒しなきゃね。」

「そうだね!!」