「ではマンクスの黒猫あみちゃんを探してまいりますので契約書にサインをお願いします。」


見かねたのか音無が出てきた。


「まんすす・・・。
てかさっきの会話でわかったのか?!!」


「お前、もう10分以上もこの女性と話しててだいたいの話出てきただろう。
ちゃんと読み取れ。」


いやいや、散々くぁわいいだの、なんだのしかしゃべってなかった気がしますが。
とりあえずまんすすとかいう種類の猫らしい。


「ついでに言うがマンクスだ。
この前また本宮が拾ってきた中に同じ種類の猫いただろう。
尻尾が極端に短くて、種類によってはほとんどない状態の猫も居る。」


「へええ・・・。」


以外にちゃんと見てんだな・・・。
世話はもっぱら僕なのに。
ていうか拾いすぎだし!!!


「サインね!!!
いいわ!!!
というか今すぐ探して!!!
とにかく!!!!!!!!!!!」


「むーーーりーーー・・・。」


こんなのが毎回続くならほんと、前の会社辞めないでおけばよかった気がする。
もう辞めて2ヶ月たつけどさ。