「チョッと聞いてますの?!!!
うちのくぁっわいい猫ちゃんがいなくなったと。

ああ、あみちゃん、私、きっとあなたを見つけ出すわ・・・。」


依頼者がたまにおかしなやつが居るって言うのは聞いてたけど、ここまで、あの、言ってしまえば「気持ち悪い」のだとは思ってもいなかった。


「ですから、種類と、特徴と、・・・」


「あみちゃんは無二!!!
くぁわいくって、おめめぱっちりしてて・・・」


「ふむ・・・。
目がぱっちり・・・いろとか・・・。」


「ああ!!!!!!!
思い出しただけでもいとしいわ!!!!
今すぐ探してきてちょうだい!!!!!!!!!」


「えええぇぇええ・・・。
むーーーりーーーー・・・。」


僕は今すぐここを辞めたい衝動になった。