(どうしよう…)

家にいる間退屈をしている爽ちゃんの為に、人肌脱ぎたくて考えついたのが…少女漫画ではなく少年漫画を家に置くという計画。
こんな計画を相談出来る相手というのは限られていた。まず少年漫画に詳しそうな…というか女子よりも詳しい友達というのは私が思い当たる人間では1人しかいなくて…悩んでいた。その相手というのは、昨日私にとんでもないことをしてくれた人間だから。
どのくらいその人のことを考えているのかというと、

「ぬあああ…!」

思い出しただけで、顔に熱が込み上がるほど。



5話