「ウサギさんの形をしているんです。」
「ウサギさん!?」
「やはり叫びたくなるほど感動しますよね!」
いやいや、確かに地面のシミはウサギだったけれども私はそれに対して驚いたのではなくて。
(高校生にもなってウサギさん…)
あなたの発言に驚いたのだよ。
「臼田くんさぁ…」
言って良いのか良くないのか悩むところではある。動物に『さん』を付けるのは彼の個性なのだ。ツッコんだら彼のゲシュタルトは崩壊されるのではないだろうか…
とか思っていた矢先に思わぬ助け舟が出てきてくださったようだ。
「あ、にゃんこ!!」
「………」
まさかこのタイミングで猫が来てくれるとは思ってもみなかったのですがおかげで助かった。言わずに済んだ。
にゃんこさんありがとう。彼のゲシュタルトを守ってくれて。支えてくれて。
って、にゃんこに感謝を述べている場合じゃないのよ私!このまま臼田くんを放置してみなさい…日が暮れてしまうぞ。
「臼田くん本屋!」
「うはっ!!そうでした!!」
耳元で大きな声で教えてあげれば彼は肩を跳ね上げさせて、驚きながらも本来の用事を思い出してくれる。
たったの数分でやるべきことを忘れてしまう彼は恐ろしいくらいのど忘れさんだ。というよりもマイペースさんが正しいような気がしなくもない。
「いやぁ、にゃんこ可愛かったです。」
にゃんことの別れを済ませて私の隣にやって来た臼田くんは、まだ後ろにいるにゃんこへと振り返って、満面の笑みで大きく手を振った。
にゃんこはそれの意味を理解しているようで、臼田くんを見ながら『にゃあ』と鳴くと、後ろへと振り返って優雅に歩き始める。育ちが良いにゃんこらしい。
「ウサギさん!?」
「やはり叫びたくなるほど感動しますよね!」
いやいや、確かに地面のシミはウサギだったけれども私はそれに対して驚いたのではなくて。
(高校生にもなってウサギさん…)
あなたの発言に驚いたのだよ。
「臼田くんさぁ…」
言って良いのか良くないのか悩むところではある。動物に『さん』を付けるのは彼の個性なのだ。ツッコんだら彼のゲシュタルトは崩壊されるのではないだろうか…
とか思っていた矢先に思わぬ助け舟が出てきてくださったようだ。
「あ、にゃんこ!!」
「………」
まさかこのタイミングで猫が来てくれるとは思ってもみなかったのですがおかげで助かった。言わずに済んだ。
にゃんこさんありがとう。彼のゲシュタルトを守ってくれて。支えてくれて。
って、にゃんこに感謝を述べている場合じゃないのよ私!このまま臼田くんを放置してみなさい…日が暮れてしまうぞ。
「臼田くん本屋!」
「うはっ!!そうでした!!」
耳元で大きな声で教えてあげれば彼は肩を跳ね上げさせて、驚きながらも本来の用事を思い出してくれる。
たったの数分でやるべきことを忘れてしまう彼は恐ろしいくらいのど忘れさんだ。というよりもマイペースさんが正しいような気がしなくもない。
「いやぁ、にゃんこ可愛かったです。」
にゃんことの別れを済ませて私の隣にやって来た臼田くんは、まだ後ろにいるにゃんこへと振り返って、満面の笑みで大きく手を振った。
にゃんこはそれの意味を理解しているようで、臼田くんを見ながら『にゃあ』と鳴くと、後ろへと振り返って優雅に歩き始める。育ちが良いにゃんこらしい。

