カラオケ…そうだった。臼田くんが壊れた(または豹変した)あの日の教室で彼と約束をしたのだった…しかも半ば脅されて?今思うと臼田くんっておじいさんとおばあさんのボケが始まる前から私に腹黒いところを見せていたのでは…
「因みにたくさん歌いたいのでフリータイムを取りたいのですが…」
臼田くんはポケットに常備している財布からカラオケ店のカードを数枚取り出して、にらめっこをしながら唸りだす。
「2人でフリータイムを取れる場所というのは学校の駅前にあるカラオケ店ですね…しかしあそこにはクリームさんがいる可能性が…」
クリームさんというのは、臼田くんが学校で拾ってきたインコ・ぴょろ次郎(臼田くん命名)の飼い主であり、何故か彼が目の敵にしている人間である。本名は『栗井 睦月』で父さんの働く学校の生徒だ。
栗井くんの家は私達の通う学校の近所にあるらしく、そのせいか高確率ですれ違ってしまう。臼田くんはそれが気に食わないらしい。
「っていうかフリーじゃなくちゃダメなの?」
フリータイムでなくても、あまり歌う気のない私が歌わなければ、2時間から3時間でも臼田くんは満足するくらい歌える筈だ。だったら別に地元のカラオケ店であっても…
「フリーの方が後悔しないんです。」
臼田くんはカラオケ店のカードを財布に戻しながら、私にフリーが良い理由を説明し出した。
「フリーの方が好きな時間に帰れますからね…それに満室でカラオケが出来ないという人達を見るのが実に愉快で…」
(趣味悪!!)
その理由に対して、決して彼に聞かれてはならない言葉を心の中で叫ぶ私。
何でそんな意地悪な人間になってしまったのだこの人は…人の不幸を笑うような子ではなかった筈なのに…!
「真夜?何で目頭を押さえているのです?」
「目にゴミが入ったんですぅ…」
それは、涙が出てくる程のショッキングな出来事でした。
「因みにたくさん歌いたいのでフリータイムを取りたいのですが…」
臼田くんはポケットに常備している財布からカラオケ店のカードを数枚取り出して、にらめっこをしながら唸りだす。
「2人でフリータイムを取れる場所というのは学校の駅前にあるカラオケ店ですね…しかしあそこにはクリームさんがいる可能性が…」
クリームさんというのは、臼田くんが学校で拾ってきたインコ・ぴょろ次郎(臼田くん命名)の飼い主であり、何故か彼が目の敵にしている人間である。本名は『栗井 睦月』で父さんの働く学校の生徒だ。
栗井くんの家は私達の通う学校の近所にあるらしく、そのせいか高確率ですれ違ってしまう。臼田くんはそれが気に食わないらしい。
「っていうかフリーじゃなくちゃダメなの?」
フリータイムでなくても、あまり歌う気のない私が歌わなければ、2時間から3時間でも臼田くんは満足するくらい歌える筈だ。だったら別に地元のカラオケ店であっても…
「フリーの方が後悔しないんです。」
臼田くんはカラオケ店のカードを財布に戻しながら、私にフリーが良い理由を説明し出した。
「フリーの方が好きな時間に帰れますからね…それに満室でカラオケが出来ないという人達を見るのが実に愉快で…」
(趣味悪!!)
その理由に対して、決して彼に聞かれてはならない言葉を心の中で叫ぶ私。
何でそんな意地悪な人間になってしまったのだこの人は…人の不幸を笑うような子ではなかった筈なのに…!
「真夜?何で目頭を押さえているのです?」
「目にゴミが入ったんですぅ…」
それは、涙が出てくる程のショッキングな出来事でした。

