これが、僕たちの出会いだった。 友達に送った君のメールが、僕と君を繋いでくれた。 この後、君からのメールはずっと返ってこなかった。 君からの返信が来ないまま、僕は人生の大きな岐路に立つことになる。 でも、でもね。 神様は、このまま僕たちを終わりにはしなかった。 君のメールは、なぜか僕の運命の瞬間に届くんだ。 だから僕は、ここまで変われたのかもしれない。 ここから、僕たちの道はいたるところで交わることになる。