「中村、調子に乗り過ぎ。青山をお持ち帰りなんて考えてないだろうな?」


「いいじゃないっスか。担当教授が教え子の恋路を邪魔する権利もないでしょ?」


「中村くんっ。早くワ〜イ〜ン〜」


「青山も、もうやめろ。ほら、そろそろ帰るぞ」


「えーっ!まだ飲みたいですぅ〜」


「小鳥の研究」


「じゃあ、じゃあ、あと一杯だけ♪ね、教授も飲みましょうよぉ」


「ならホントにあと一杯。もうじきお開きだぞ」


結局、解散の声がかかるまで飲み続けた。