教授との融点

大学に戻って講義を2コマ済ませ、夜の鎌田教授ゼミとの合同飲み会まで時間があるので、一旦家に帰る事にした。


鍵を開けたつもり…が、もう開いていて。


「圭吾?帰ってるのー?」


今日のバイトのシフト聞き間違えてたかな…。


あ、れ…。


玄関にある靴…。


圭吾のと、見慣れない女の子のミュール…。


嫌な予感…。


リビングに圭吾と誰かの影はない。


もう一歩踏み込んでベッドの置いてある部屋に入ると、そこには。


「けい、ご…」