あ…。


笑った…フフッ…。


寝てるくせに何の夢見てるんだろ?


隣で寝ている圭吾の短い黒髪にそっと触れると、また笑いながら寝返りをうった。


裸のままの上半身は、女の子の肌みたいにスベスベで、でもたくましくて。


あたしはこの圭吾の背中が大好き。


そっと頬を当てると、


「うぅ…ん…」


ちいさく唸ってあたしを抱き寄せてくれた。