足元には、明らかに家出してきました!と言わんばかりの物を詰め込んだキャリーバッグ。 これじゃ春日さん泊めてくださいって言ってるようなもんだよ…。 自分の不覚さに恥じつつも、足を進める春日さんについていく。 「ほんとさ、ユイって……」 そう言ってクスクス笑い出す春日さんに首を傾ける。 何も言わず次を促すと、 「バカだよね。」 と言われてしまった。