ぱぱとままの物語



待っていた料理も来て、
先におれが食べ終わった頃、
ふと顔を上げると・・空磨がこっちを見ていた。
いや、見ていた、というよりも
にらんでいた、という方があっていたかもしれない。

そして空磨は優乃に何か言ったと思うと
席を立ち、トイレに向かって歩きだした。

こっちに視線を送りながら。


3つ子のおれには自慢じゃないけど
兄弟達が考えていることがイヤでもわかる。
もちろん逆におれが考えていることも
兄弟にはばれてしまう。

とにかく空磨はおれに一人でこっちに来いと
目で命令してきた。