ぱぱとままの物語




「どうした、竜ちゃん?ボーっとしてたけど」

「なんでもない、大丈夫だよ」

「そぅ。あのねー竜ちゃんうどんでしょ?
すずはお好み焼きにするぅ〜」


メニューを頼んですずとおれはいつものように
他愛のない話をしながら料理を待った。
・・いつもと違うのは俺の耳に入ってくるすずの声が
右から入って左からすぅーっと
抜けていっているということだけ。


やっぱり視界の中にイヤでも入る
空磨と優乃のことが気になって、
イライラしちゃって
おれの心を乱していた。